
一緒に豊かな自然環境を守りませんか?
❖ 会員募集中 ❖
お知らせ
INFORMATION
WHAT'S 里山Bewahrung
里山Bewahrung(ヴァーホング)とは?

WHAT'S 里山Bewahrung
里地里山、里川、里海環境やそこに棲息する生きものを保護し、生物多様性や生態系を保全すること、 千葉県内で自然保護活動を行っている団体や個人のネットワークをつくることを目的とした、大学生・若手社会人が中心の任意団体です。
【Bewahrung】はドイツの言葉で『保護』、『保全』、『管理』といった意味があります。
現在、千葉県内5市で活動をされている市民団体の皆さまにご協力いただいて、一緒に活動を行っています。
WHAT'S 里地里山(SATOTI SATOYAMA)
里地里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落と それを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域のことです。農林業などに伴うさまざま人間の働きかけを通じて環境が形成・維持されてきました。
里地里山は、特有の生物の生息・生育環境として、また、食料や木材などの自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域です。
しかし、里地里山の多くは人口の減少や高齢化の進行、産業構造の変化により、里山林や野草地などの利用を通じた自然資源の循環が少なくなることで、大きな環境変化を受け、里地里山における 生物多様性は、質と量の両面から劣化が懸念されています。
出典:環境省ホームページ (http://www.env.go.jp/nature/satoyama/top.html)


WHAT'S 里海(SATOUMI)
里海とは、人の手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域のことです。
千葉県は三方を海で囲まれています。東京湾では、干潟や浅瀬、アマモ場が見られます。干潟では貝類がとれ、沿岸には漁場があります。房総半島南端の館山付近では、磯やサンゴ礁が見られます。沖合では暖流(黒潮)と寒流(親潮)がぶつかり、多くの種類の魚がとれます。外房の九十九里では、利根川によって運ばれてきた土砂と九十九里海岸の北側に位置する屏風ヶ浦の浸食により維持されてきた砂浜が見られます。江戸時代には大量にイワシがとれ、魚油や肥料(干鰯)として出荷されていました。いずれの地域も、古くから海の生きものと人々の生活が深く結びついています。
里地里山は、里川を通じて里海と繋がっています。里山(陸域)から里海(沿岸海域)までを一体的に捉え、その地域の生物多様性や生態系を守っていくことにより、私たちに多くの恵み(生態系サービス)を与えてくれます。
参考:千葉県ホームページ(http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/seisaku/shou-chuu/furusato/)
ACTIVITY BASE
主な活動拠点
千葉市若葉区大草町
ニホンアカガエルやヘイケボタル、リンドウ、ヤマユリなど、千葉市レッドリストに掲載されている希少な動植物が棲息・生育している大草谷津田生きものの里で、地元の市民団体であるおおくさ倶楽部やコープみらい、東邦大学里山応援隊と連携して、田んぼの整備や緑米の栽培に取り組んでいます。
また、年に数回、田んぼ周辺の生きものの観察会や調査も行っています。

船橋市坪井町
都市化のなかで整備された坪井近隣公園の調整池内にある坪井湿地や東葉高速線船橋日大前駅近くにあるホタル池湿地で、地元の市民団体である坪井湿地を復活する会や県立船橋芝山高校科学研究部生物班、県立松戸南高等学校科学研究部、東邦大学里山応援隊と連携して、かつては坪井の町に数多く棲息していたものの、近年の大規模開発によって激減してしまったヘイケボタルを復活させようというプロジェクト”ほたプロ”に取り組んでいます。
ヘイケボタルをはじめ、かつて棲息していた里山の生きものが継続的に棲息できるように湿地整備したり、毎年夏に開催される子供向けの講座の講師を担当、坪井近隣公園調整池の生きもの調査などに取り組んでいます。

船橋市坪井町
一緒にヘイケボタル復活プロジェクトに取り組んでいる地元の農家さんのご厚意で、その農家さんの所有地にある耕作放棄地を活用して畑作に取り組んでいます。
無農薬、有機肥料使用で人にも生きものにも優しい畑を目指しています。
春は菜花、夏はナス、トマト、ピーマン、ししとう、秋はサツマイモ、ジャガイモ、タマネギ、冬は長ネギ、ほうれん草、小松菜など、春夏秋冬それぞれの季節で野菜を収穫しています。

佐倉市畔田・下志津
(仮称)佐倉西部自然公園予定地内の畔田谷津(下流域)で、市民団体である畔田谷津ワークショップ(WS)や東邦大学里山応援隊と連携して、佐倉市谷津環境保全指針の目標と方針にそって、市民と市との協働で谷津環境を保全、再生するための活動に取り組んでいます。
○ 生きもの田んぼの整備
生きものが住みやすいように環境整備を行っている”生きもの田んぼ”で田んぼ内の草抜きや周辺の湿地や畦の草刈り、畦なおし、隣接する斜面林の手入れをしています。
○ 生きもの調査
サシバやニホンアカガエルなどの両生類、チョウ、トンボ、ヘイケボタルなどの昆虫類、魚道などさまざまな生きものの調査をしています。
○ 畔田で生きもの見っけ隊(生きもの観察会)
市協力のもと、子どもたちと一緒に生きもの観察会をしています。

佐倉市畔田
(仮称)佐倉西部自然公園予定地内の坊谷津で、市民団体である畔田竹刈り隊や東邦大学里山応援隊と連携して、竹林の拡大による生態系の劣化と景観の悪化を防ぐために竹を間伐(場所によっては皆伐)し、本来の里山景観と谷津環境を取り戻す活動に取り組んでいます。

佐倉市畔田・下志津、上別所、上勝田など
(仮称)佐倉西部自然公園予定地内の畔田谷津(中流域)やカタクリが群生する上別所、ゲンジボタルが棲息する上勝田など市内各所で、市民団体である人と自然をつなぐ仲間・佐倉(仲間の会)と連携して、『さくら・水と緑のまち』構想を実践するため、里山環境保全活動に取り組んでいます。
畔田・下志津では、休耕田を活用した稲作を行ったり、田んぼ状の池(田んぼ池)を整備しています。
上別所や上勝田では、カタクリやゲンジボタルなどの希少種保護のため、斜面林内の草刈りや湿地整備、湧水を活用したビオトープ整備を行っています。
また、各活動場所で希少種などの生物調査も行っています。

佐倉市直弥・岩富
佐倉市直弥・岩富で、市民団体である佐倉里山クラブと連携して、里山の自然環境と生態系を守り、次世代につなぐための活動に取り組んでいます。
直弥では、直弥公園内の谷津田生態系保全区域で、市民と市との協働により、谷津の生物多様性を高めつつ、市民が散策や観察をできる公園づくりを行っています。
岩富では、2005年に市が策定した「佐倉市谷津環境保全指針」に基づき、市民・市・農業者の協働で里山の保全を進め、雑木林や湿田での作業、生物調査を行っています。

白井市根
ミナミメダカが棲息する神崎川源流部(八幡溜湿地)で、市民団体である神崎川を守るしろい八幡溜の会や県立松戸南高等学校科学研究部と連携して、「みんなで活かそう、町なかの川!」をキーワードに、野馬除土手(市指定文化財)と川の生きものの保全と市民憩いの水辺作りに取組んでいます。
メダカ田んぼを整備したり、近隣の小学校への出前授業、神崎川の夏休み親子観察会、神崎川と八幡溜湿地のゴミ拾い、オオクチバスやカダヤシ、ミシシッピアカミミガメ等の外来生物の駆除活動などを行っています。

市川市国府台
市川市を流れる江戸川と松戸市から流れる坂川の合流部に位置し、千葉県内ではほとんど見られなくなったフジバカマやノウルシ、ノカラマツなどの貴重な植物が群生する国府台フジバカマの里で、国土交通省の協力のもと、市民団体である国府台フジバカマの里ネットワークや県立国府台高等学校理科研究部と連携して、豊かな自然環境、景観、生物相を未来に引き継ぐとともに、市川市の生物多様性を保全する活動に取り組んでいます。

OTHER ACTIVITIES
その他の活動
ふなばしフェアへの出展

エコメッセ in ちばへの出展

【エコメッセ in ちば】は、持続可能な社会の実現を目指し、市民・企業・行政・大学が実行委員会を組織し、良好なパートナーシップのもと環境啓発イベントとして毎年秋に幕張メッセを会場として開催されています。
フィールドでの活動紹介をしています。
【ふなばし環境フェア】は、市民・事業者及び行政それぞれが、環境意識を高め、健全で恵み豊かな環境の実現を目指すことを目的として、毎年6月にふなばし三番瀬海浜公園・環境学習館を会場として開催されています。
船橋市坪井町での活動紹介を行うとともに、船橋市内の里山に棲息する生きものを事前に捕獲して生体展示をしています。
里山Bewahrungへの
お問合せ
❖ 会員募集中 ❖
一緒に活動を行っていただける市民団体等の皆さまからのお問合せも大歓迎です!
〒274-0072
千葉県船橋市三山2-43-4